

小杉 5月は「オーディンスフィア」が発売されましたね。山本さん。
山本 わたしはディレクターではなく、ヴァニラウェア社との渉外担当でしたが、今、振り返ると本プロジェクトに関わることが出来て幸せだったと思います。
小杉 「オーディンスフィア」は「プリンセスクラウン」の神谷盛治さん、「タクティクスオウガ」や「ステラデウス」の作曲を手がけられた崎元さんが参加されてますよね。
山本 このプロジェクトには前任者から引き継ぐ形で担当させていただいたのですが、わたしが関わる前から、神谷さんの肝いりでサウンドは崎元さん率いるベイシスケイプ社にお願いすることが決まっていました。これもなにかのご縁なのでしょうね。
小杉 「オーディンスフィア」は独特の台詞の言い回しと、あの音楽がすごくマッチしているような気がします。
山本 神谷さんの「舞台劇演出を目指す」というこだわりを踏まえて崎元さんが作曲された、ということはもちろんあると思うのですが、そのこと以外にもヴァニラウェア社のスタッフの方々がつけられたドラマシーンの動きにあわせてベイシスケイプ社のスタッフの方々がBGM、効果音、音声をあてていくという実に丁寧な作り方ですべてのドラマシーンが構築されています。だからこそ、すべてのキャラクターの動きに息吹を感じるし、キャラクターの喜怒哀楽がモニターを通じて伝わってくる…。シーンを思い浮かべただけで勝手にホロリときました(笑)
小杉 またああいうタッグが実現できたらいいですね。どうなんでしょう?
山本 そうですね! ぜひアトラスとして実現させたいですね!
小杉 意気込み十分ですね。
山本 この場を借りてメッセージを。
「神谷さん、なにとぞよろしくお願いいたします!」(笑)
小杉 期待しましょう! ではでは、次へ参りましょう。


小杉 さて。6月は「グローランサーVI」が発売されました。アトラスとしては6作目まで出したのって結構レアですよね、ディレクターの高田さん。
高田 ですね。自分自身も6作目までシリーズを続けたのは初めてです。
小杉 「グローランサーVI」についてはずっと「アトラスネット」のクリエイターワークスで語ってもらってますけれども。
高田 結構ファンの方々からメールが来るんですよね。質問なんかに答える場があるってのはいいことだな、と感じました。「グローランサーVI」は、前作の不満点の改善というのが大きなテーマだったんですけど、可能な限りそれは達成できたんじゃないかな、と思ってます。けれど・・・
小杉 けれど?
高田 ファンの方々からのストーリーへの突っ込みがすごいんですね! 主人公の設定とか。前作との絡みに対してとか。愛を感じました。ファンの方々の思いというのは大切にしなければならないな、と気持ちを新たにした次第です。
小杉 ところで、次回作についてなんですが、今予定あるんでしょうか?
高田 色々やってます。けれど最初に言っておきます。まだ言えません!
小杉 ケチですね。
高田 察してください。
小杉 わかりました。では、次行きましょう!


小杉 11月には「カドゥケウス NEW BLOOD」の北米版(Trauma Center :NEW BLOOD)トラウマセンターが先行して発売されましたね、金田さん。
金田 ええ。「カドゥケウス」シリーズは紛れもなく国内・・・アトラス社内で作っているんですが、北米で大人気なんですね。今回も多くの方々が手にとってくれたようで、大変嬉しいです。
小杉 肝心の日本版の発売日は、2008年の1月17日だったと思いますが。
金田 日本でも、もっともっと多くの人にプレイして頂きたいんですが、それでもファンの方の熱いメールやネット上の書き込みを目に出来て、開発スタッフも喜んでます。期待を裏切ることがないものには仕上がってると思いますので発売日をお待ちください。
小杉 僕もチャレンジしましたが、まだクリア出来てません。広報担当のミズキよりは上手なんですけど。
金田 カドゥケウスは確かにアクションゲームですが、テクニックでゴリ押しするだけでは、なかなかクリアできないんです。実は、どの手術にも“攻略法”が潜んでいて、術式の進め方を変えるだけで、あっけなくクリアできたりするんですよ。だから、あきらめずに頑張って下さい。もちろん…、操作速度の早い人が有利…ではあるのですが…
小杉 上手な方は本当に上手ですからね~。さて、では次へ行くとしましょう。

小杉 2007年のタイトルはこれで以上でしたね。えー、新規タイトルが出ていないのにも関わらず、この「アトラスネット」には毎日大勢の方が訪れて下さっています。管理人の小杉としては、ありがたい限りであります。と、言うことで毎日「アトラスネット」の更新や「ザ・ナイト・ビフォア」「邪教の占い館」などのコンテンツを楽しみにして下さっている皆様のために、2008年のアトラスの展開について語れる限り、語っていきたいと思ってます。ぜひぜひ次のページもご覧ください。