アトラスエクスプレス12月号 「女神異聞録デビルサバイバー」東京SURVIVE! 前編

小杉 皆様こんにちは。「アトラスネット」管理人の小杉です。今回は「女神異聞録デビルサバイバー」特集ということで、アートディレクターの古東晃子さんにお越しいただいてます。古東さん、よろしくお願いします。
古東 よろしくお願いします!
小杉 今回なんですが、「女神異聞録デビルサバイバー」のゲーム内容そのものの解説は公式サイトに譲るとして、本作の設定として面白い点、「東京封鎖」だとか「サバイバル」といった要素に焦点をあててお話が出来たら、と思ってます。

1.「女神異聞録デビルサバイバー」ってなに?

小杉 まず、「女神異聞録デビルサバイバー」ってなに? というお話からなんですが・・・。細かい設定は公式サイトを見てもらうとして、一言で語って頂けますか、古東さん。
古東 一言で・・・というのも難しいですが、簡単に言えば、舞台は現代の東京。とあることがきっかけになって、東京が封鎖されてしまいます。
小杉 その「東京封鎖」なんですが具体的にはどんな感じなんですか?
古東 具体的には、山手線に沿って遮断されてしまって、山手線の内側から、外に出られなくなってしまいます。外からも入れません。封鎖のせいで電気も水道も、携帯電話も寸断されてしまいます。
その中で、突然悪魔が溢れ出して・・・という、ギリギリの状況下に主人公たちが追い込まれるところから物語はスタートします。
小杉 なんというか、東京で暮らしていたとしたら、電気、水道携帯電話が止まっただけで、悪魔が出てこなくてもかなりギリギリの状況になりそうですが。
古東 そうですね。そこに悪魔も出てきてしまうという(笑) そんなわけで、「女神異聞録デビルサバイバー」はそういったギリギリの状況下で、「いかに生き残るか」…。つまり、「SURVIVE」が本作のテーマになっています。
小杉 なんだか綺麗にまとめてもらったような気がします! テーマは「SURVIVE」ですね!
古東 東京に悪魔が~、という流れはこれまでアトラスが何度も語ってきたシチュエーションですが、今回は、SURVIVEというテーマにリアリティを持たせようと、「東京封鎖」という設定を考えるにあたって結構細かい取材をしたんです。
小杉 取材というとどんな感じでしょう?
古東 まず、東京中をスタッフと一緒に歩いて回りました。実際に山手線の内側と外側が完全に断絶したら、どんなことが起こるか・・・。たとえば、皇居や防衛省、警視庁は山手線の中にありますが都庁は外ですね…とか。私、言いすぎました?(笑) そうした検証を経て、「女神異聞録デビルサバイバー」は完成しました。
小杉 しかし本当に東京を封鎖しようとしたら、なかなか大変なんじゃないですかね?
古東 ええ。物語ではとある人たちが東京を封鎖するわけですが、スタッフで「どこをいつ封鎖したらいいんだ?」という検証もしました。効率よく封鎖したいじゃないですか。封鎖する側としては(笑) 候補としては、環七、環八、環状の首都高など。その検証の結果、山手線をふさごうとなったわけです。

1.「東京封鎖」のリアリティ

古東 「東京封鎖」と聞くと、突飛な設定のように聞こえるかもしれません。確かに悪魔が東京に出てくる! なんてことは現実には起きそうにないことですけれど。でもですね、大地震が起こったりしたら、東京って封鎖されているのと同じような状況になっちゃうんですよね。
小杉 電車が止まり、電気が止まって・・・
古東 ライフラインが止まれば、東京は封鎖されているも同然なんです。で、例えば大地震のような災害が起こった場合、東京は東京でも場所によって「危険度」が全然違うことがわかってきました。これを「地域危険度」と言って、建物の倒壊、火災、避難時の危険度といった項目で評価されてるんですね。
小杉 例えば、アトラスがある某街はどうなんですか?
古東 アトラス本社がある街は、東京都市整備局のデータでは、都内全域で4位(!)の屈指の危険度です(涙)
小杉 物騒な話ですね。「東京封鎖」、勘弁してほしいです。
古東 話は少し飛びますが、例えば東京にいる時に災害にあった場合、どうすればいいかわかりますか? 「デビルサバイバー」の東京封鎖はフィクションですが、さっきも言ったとおり、東京は簡単に「封鎖」されちゃうんです。ということで、デビサバチームが調べた限りのSURVIVE術や東京封鎖が実際に起こった場合の被害・・・みたいなことを簡単に紹介しようかな、なんて思いますけどいかがでしょう?
小杉 ぜひぜひお願いします。ということで後編に続きます!
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