
2007.06.18
[金子一馬]
金子一馬のマルカジリ日記 Vol.4
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ガーゴイルっていうバンドさんのルックスがちょいと好みだなぁーと思いつつ
今回も「都市伝説」です。
「都市伝説」のおかげですっかり売れっ子のハローバイバイの関暁夫氏だけど
彼がTVなどで披露する「都市伝説」はその放送時間が浅い(早い)ほど
どこが「都市伝説」やねーん!、というのが多い。
まあ、あまりジャンルにこだわらないというかマニアックになり過ぎないところが
人気の秘訣と言えそうだけど、その中でも面白いのが「Google Earth」ネタ。
「ナスカの地上絵」のように上空から観て初めてわかる謎の図形やメッセージが
「Google Earth」で多数、確認されている(と言ってもほとんどネタだが)という
ものなんだけど、何が面白いかといえば、よくこんなの見つけるなぁーという事。
おそらく「Google Earth」の研究サイトやブログが沢山あるので、そのあたりから
拾ってきているんだと思うんだけど、それにしても今日も世界の何処かで誰かが
「Google Earth」を観て、不思議な建造物や何かに見える地形を一生懸命
捜しているかと思うと”暇”な人もいたもんだと思うと同時に、その暇にかける
努力や労力に関心してしまう(まあこういうのを趣味と言うけどね)。
実はこの”暇”という要素が「都市伝説」の発生の重要な要素で、
退屈しのぎとちょっとした悪戯心が新たな「都市伝説」を生んでいると
言えるんだね。
よく言われるのが六甲山の「首無しライダー」や「ターボ婆さん」などで
今や全国区の「都市伝説」キャラクターだけど、元々はこのあたりが発祥らしく
”走り屋”たちが集まる事で有名な六甲山で、始めは”走り屋”たちの間で
「知らない車に追いかけられた」とか「ずっとついて来た車が突然消えた」など
の話(おそらく夢中で走っていることから何かの見間違いと思われる)があって、
この話に「友達が事故で亡くなった」などの話がついて怪談話になり、
その話を”走り屋”の車に同乗してきたけど”走り屋”ではないので退屈を
持て余している人や、”走り屋”見たさに来たけどなかなか”走り屋”が
来ないので退屈してるギャラリーたちの間で、退屈しのぎに”走り屋”たちの
怪談について話されている間に”尾ヒレ”が次々とついて「首無しライダー」や
「ターボ婆さん」になったと言われています。
現在では「ハッスル爺さん」と言う100㎞以上で走るリヤカーを引いた爺さんも
登場していて、これは格闘家の小川直也氏のハッスル!ハッスル!とその
ポーズがリヤカーを引くポーズに似ている事から生まれたと言われています。
まあ、かく言う金子も取材で「悪魔を扱ったゲームを創っているくらいだから
開発中に何か(怪奇現象が)ありませんでしたか?」という問いに、
ちょっとした開発機器のトラブルに”尾ヒレ”(まったくの創作の)をつけて話したら、
それがそのまま怪談を集めた本に実際にゲーム会社であった怪奇現象として
載ってました(笑)。
てなわけで、単に「都市伝説」を楽しむのもいいけど、その話のルーツや話が
変化していくプロセスを調べるのも楽しい事で、これも「都市伝説」の楽しみ方の
一つと言えます。
他に「都市伝説」が出来る要因として「無知」や「その時代の権力者の都合」
など色々とあるんだけど、それはまた別の機会に。
ところで、「007カジノロワイヤル」(もちろん新作の)がレンタルで出てたんで観ました。
何やら制作発表当時ボンド役のダニエル・クレイグがあまりにイメージが違うという
理由で不評だったらしく、また日本でのパブリシティが恋愛要素を強く押し出して
いたので、また軟弱なボンドなのかなと思ってたのですが、これ実際に観ると
全然違っててムチャクチャ面白いっす。ボンドのオラオラっぷりは痛快だし、
冒頭のアクションシーンで完全に引き込まれます。
これまた「都市伝説」じゃないけど情報に惑わされないようにしたいよね。
[金子一馬]
◆「女神転生」シリーズに登場するキャラクターや悪魔のデザインを手掛けており、「悪魔絵師(電脳悪魔絵師)」の別名を持つ。
「デビルサマナー葛葉ライドウ対超力兵団」原案・アートディレクション
「デビルサマナー葛葉ライドウ対アバドン王」プロデューサー・キャラクターデザイン
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