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2007.06.28  [橋野桂]  橋野桂の開発通信 Vol.8
皆さん、こんにちは。ペルソナ3ディレクターの橋野です。

学生の頃、突き指を1週間くらい放置してたんですが、
何故か徐々に腫れ上がり、あまりの痛さと指のでかさに周囲が大騒ぎ。
心細くなったその夜に、病院に向かいました。
「突き指で夜中に来るな」と医者に説教をされつつ(そりゃそうだ)、
いろいろと見てもらった結果、このままだと、一生指は曲がらんという事態に。
「手術? 入院? ほんと?」とびっくり。
突き指で入院?と周りに爆笑されました。

※この後、若干、痛そうな話になりますので、
苦手な方は、くれぐれもご注意ください。

…で、手術前、「西洋の麻酔と、東洋の麻酔があるけど、どっちがいい?」
という説明を受けます。「西洋と東洋…?」と興味津々。
外科医の先生の丁寧なお話では、西洋の麻酔は全身麻酔。
東洋の麻酔は、針を刺して(!?)患部だけにピンポイントに麻酔。
こっちは、麻酔が軽いので、すぐに退院出来るらしい。
東洋という言葉の響きに若干の怪しさは感じたものの、
「すぐの退院」という誘惑と「東洋という怪しい響き」への好奇心に勝てず、
もちろん、東洋をオーダー。その後、東洋の神秘を存分に味わうことになります。

意識は完全にはっきりしたまま、怪我をした腕の先だけの感覚が無くなります。
「ほら、全然痛くないでしょ?」「何も感じないっすねー」
「今、ピンセットで血が出るくらい強い力でつねってるんだよ」
「…わ、わかったので、やめて…。」
おお、これが東洋の神秘か、と思っていたのも最初だけ。
麻酔はすぐに切れ(!)、最後の縫合なんかは、素のままで縫われました。

東洋の麻酔の今後の発展に、少なからず貢献はしてしまったものの(笑)、
約束通り、すぐに退院出来て、怪我も完治しました。
お医者さんに見てもらわなかったら、指は動かなかったわけで、
それ以来、実に当たり前のことかもしれないけど「医者は凄いな」と思っているんです。

僕は、カドゥケウスシリーズの原案と開発プロデュースをさせてもらっているので、
今回は宣伝がてら、そっちの話題にしようとしたつもりが、出からこんな話に…。
カドゥケウスって何?と思った方もいらっしゃるかもしれません。
アトラスネットに昨年末にリリースした最新作の情報が載っています。
面白いですよ。かなり。
プレイヤーが外科医になって、執刀アクションで、患者を救っていくゲームです。

http://www.atlus.co.jp/cs/game/ds/kad/index.html

あと、ニンテンドーDS用の1作目は、”アトラスベスト”っていう、
廉価版のシリーズで、お求め安い価格でリリースさせて頂いております。
ユーザーから難しすぎるって声もあったので、若干、難易度を落としての、
再リリースなんですよ。DSをお持ちのユーザーの方は、
是非、手にとってみて頂きたいと思います。

ではー。
[橋野桂]
◆「真・女神転生III-NOCTURNE」「ペルソナ3」「ペルソナ3フェス」「ペルソナ4」ディレクター

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