
2007.07.20
[副島成記]
絵師・副島成記の舞台裏 Vol.11
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こんにちはP3アートディレクターの副島です。
最近面白い雑誌を見つけました。
その名も「コックピットイズム」。
車から飛行機、電車色々なものの運転席、操縦席の魅力を紹介する本です。
乗り物雑誌は沢山ありますが操縦席に限定した雑誌は新しいですね。
でもよくよく考えてみると男子が子供の頃に憧れる職業って何かを操縦するものが多かったですよね。
パイロット、電車の運転手、F1レーサー等々。
子供なのでなりたいものはころころ変わりますが魅力に感じているのはあの操縦席なんでしょうね。
電車でも運転席をずっと眺めている子をよく見かけます。
乗り物はその外観も魅力ですが同じくらい重要なのは乗っているときに見える風景です。
自分はバイクが好きで乗っていますが、外装と同じくらい重要なのは跨った時に見える部分ですね。
メーター周りが格好良いと乗っているときのテンションが上がります。
その辺りの感覚をまんま雑誌にしてしまう発想は驚きです。
仕事で絵を描くとき操縦席周りというのは資料を探そうとしてもなかなか見つからないので資料的価値がとても高くて有難いですね。
あまりメカをデザインすることはないのですが何かのデザインを起こすときに自分の場合は機能に重点を置いて発想する場合が多くてここがこういう形をしているのはこういう機能があるからといった感じに理由をつけてイメージ発展させていきます。
なのでコックピットなどは機能美の塊なのでとても勉強になります。
ペルソナ3のアイギスをデザインするときもノリとしては同じで、作品の雰囲気的にあまりSFっぽくはできなくてもちゃんと機能を考えてデザインしているんですよ。
まああまり意味はなくて自己満足な設定が殆どなんですけど。
雑誌なのでは語ることができなかった(語ったのにカットされたり…)裏設定をちょっとご紹介。
まず耳についてるメカ。
あれはよく冷却ファンだとか言われますが実はクラッチです。
乾式なのでオルギアモードのときにカラカラ音をつけてと効果音担当にいったらマニア以外解らないからダメといわれました。
アニメシーンではちゃんと摩擦で赤く光っています。
次に腰の部分についている小さな部品。
あれはクイックファスナーです。
レース車のボンネットに付いているやつはボンピンとか言われてますね。
役割は同じでメンテナンスをするときにこの部品を引くと身体前面の装甲が外れる設定です。
製作中には3Dモデル担当がちゃんと開くようにしてくれていて中からビームが出るとか言っていたのですが皆からコワイと言われてやめました。
他にも動力はモーターとエンジンのハイブリットという設定などいろいろありますが語りだすときりがないのでこの辺でやめておきましょう。
何だか今回は女性の方には一切興味のない話になってしまい申し訳ありませんでした(笑)。
副島でした。
[副島成記]
◆「ペルソナ3」「ペルソナ3フェス」「ペルソナ4」アートディレクター
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