
2007.08.10
[副島成記]
絵師・副島成記の舞台裏 Vol.14
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こんにちはP3アートディレクターの副島です。
先週、先々週に続きキャラクター製作秘話(?)をお送りしておりますが。
三回目の今日は真田明彦です。

真田というキャラクターはメインの中ではデザインが難航したキャラクターの一人でした。
基本設定は「格好いい先輩」だったので簡単に決まると思っていたのですがその「格好いい」が人によって結構違うんですよね…。
女子生徒からキャキャー言われる先輩と聞いて最初に描いたのがこれです。

男子生徒から見てムカつくキャラのイメージで描いています。
人気でませんねこれでは…。
劇中だけではなく女性プレイヤーの方からもキャキャー言われないとダメだと思い即ボツです。
服装だけはなんとなく決まっていてこの時点でベストを着ていますね。

思い切って耽美系にしてみた真田です。
記号としては美男子ですがちょっと気持ち悪いかも。
ボクシングやるようには見えないですし。
ペルソナという作品は少年少女の葛藤と成長を描く作品なのであまりステレオタイプなイメージのキャラクターにしてしまうと複雑な人格を描けなくなるのが難しいところです。
そんなこんなの紆余曲折を経て現在のイメージになっています。
個人的にもとても好きなキャラクターの一人なのですがあまり描く機会がないのが残念です。
というのもP3は登場人物が多くてメインキャラクターだけでも10人いますから、イラストを描く度に毎回全員描いていたらどれもゴチャゴチャした絵になってしまうので大体「主人公+ペルソナ」、「主人公+アイギス」のツーショット、「主人公+ゆかり+順平」のクラスメイトトリオで構成しており真田が描かれるイラストは全員集合のイラストだけに限られてしまうんですね。
一番上のスケッチも真田描いてないなぁと思い特に用途もなく描いていた落書きです。
日の目をみて良かったです(笑)。
副島でした。
[副島成記]
◆「ペルソナ3」「ペルソナ3フェス」「ペルソナ4」アートディレクター
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