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2007.08.31  [副島成記]  絵師・副島成記の舞台裏 Vol.17
こんにちはP3アートディレクターの副島です。

さてP3キャラクター製作秘話、第5回の今週は「天田 乾」です。



パーティーキャラクターの中で最年少の小学生メンバーですね。
戦闘中に小さな体で長い槍を振り回し飛んだり跳ねたりする様がとても可愛くて個人的にお気に入りのキャラです。



天田は設定として復讐に燃える悲壮な面があったので当初は結構怖い子供のイメージで描いていました。
だんだん物語りが出来上がっていくにつれて子供らしい素直なキャラクターになり怖さは影を潜めていきます。
ちなみに上の画像の絵ではダーツを武器として使用する設定で描かれていますね。



この辺りでは今の天田に大分近い雰囲気になっています。
違いは髪型くらいでしょうか。
パーカーに半ズボンという格好はほぼ決まっていますね。
小学生といえば半ズボン。
これは小学生が登場すると決まった時点で自分の中では必須項目になっていました。
しかし実際に調べてみるとこの「半ズボン」、今の小学生は殆ど履かないそうなんですよ。
今の小学生は膝上くらいのハーフパンツが主流らしく、これはアメリカのファッションの影響だとか、だんだん半ズボンは露出が多く恥ずかしいものという意識が広がってきたせいだとか色々理由があるみたいです。
自分が小学校のときは普通に皆半ズボンでしたけどねぇ。
クラスに何人かいませんでした?冬でも意地になって半ズボンを履いている子。
自分もそんな子供の一人でしたから少し寂しいですね。
こういったイメージと実際の違いはデザインをしているとよくあるのですがここはイメージ優先で天田は半ズボンにしてしまいました(笑)。

天田少年の製作で一番思い出に残っているのは天田役を演じて頂いた緒方恵美さんの音声収録に同席したときでしょうか。
声優さんの収録の時期は自分の方も多忙で中々参加することができなかったのですが天田の収録のときは見に行けたんですね。
その素晴らしい演技の声を聞いたときに初めてキャラクターが完成したような気分になったのを覚えています。
キャラクターは絵だけではありませんからね。
設定や絵があってセリフがあって声や動き、それぞれが噛み合って初めてキャラクターが完成する訳です。


副島でした。
[副島成記]
◆「ペルソナ3」「ペルソナ3フェス」「ペルソナ4」アートディレクター

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