
2007.10.04
[葉月陽]
グローランサーねたばらし☆ Vol.2
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衣替えを迎えすっかり涼しくなり、皆さんが長袖に着替えるように
ノースリーブから半袖に着替えた葉月です。
夏生まれなのに暑さに弱く、逆に寒さに強いんです。
冬の暖房器具はPC一台でOK!
さて、今回はキャラクターに魂を吹き込む『声優さん』の
『収録現場』について触れてみたいと思います。
グローランサー6では、かなりの豪華声優陣が参加しています。
こちらのイメージ通りの演技で、注文の付けようのない人や、
「まさかそう来るとは!」という驚きの演技を持ってくる人など
役者さんによって様々です。
アニメとゲームの収録で、一番違うところと言えば
『動画に合わせる必要がない』ということですが、
他にも大きく違うところがあります。
それは『個別録り』と呼ばれる収録スタイルであること。
アニメの録りはスクリーンの前に3本ほどのマイクスタンドを立て、
キャストが集合して掛け合いをする『集合録り』と言われる方式がメインです。
対する『個別録り』は、一人ずつ、自分の台詞だけをどんどん読み上げる方式です。
どうやら欧米では普通のアニメもこのスタイルらしいですね。
どちらにも一長一短があり、どちらの方が良いとは言えません。
それぞれの長所と短所をあげると…。
『集合録り』
○長所
相手の演技を受けて演じられるので、掛け合いが自然になる。
また自然な演技になることでリテイクが減り、トータルの収録時間が短くなる。
○短所
全員のスケジュールが一致しなければならない。
出番のない間、暇になる。
大きなスタジオが必要になる。
『個別録り』
○長所
スケジュールに融通が利く。
じっくり演技をする時間がある。
小さなスタジオでも収録できる。
○短所
相手の演技が見えない。
収録期間が長くなる。
しゃべり詰めになるので役者さんの咽に負担がかかることも。
このうち、私が何とか個別録りの短所を減らすために出来ることが、
「相手の演技が見えない」という項目です。
前に演じた人の演技を覚えておいてそれに絡む演技をする人に伝えて、
演技の温度差をなくすわけですね。
また、次に絡む人のことを考えて、先に演じる人の演技を変えてもらうこともあります。
このときに頼りになるのが『音響監督』さん。
私「次に絡んでくる○○さんの演技はどうなるでしょうね?」
監「あいつの演技は熱いよ〜」
私「それじゃ、もう少しテンションをあげた方がいいですね」
こんなやりとりがよく行われます。
こうやってゲームのボイスが収録されていくわけです。
ところで、グローランサーシリーズ6作のうち、2作品だけ『集合録り』をしています。
どれとどれが『集合録り』か…わかりますか?
耳の肥えたアニメファンなら、すぐにわかるかも知れませんね☆
(答えはvol.3で)
次回は『声優さん裏話』の予定です。
お楽しみに☆
[葉月陽]
「グローランサー」シリーズのシナリオを担当。
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