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2007.10.12  [副島成記]  絵師・副島成記の舞台裏 Vol.21
こんにちはP3アートディレクターの副島です。

P3キャラクター紹介第9回は「岳羽ゆかり」です。



ゲームスタート時から主人公と行動を共にするキャラクターだけに思い入れのある方も多いのではないかと思います。
P3の製作が始まり基本設定を考えているくらいの時からゆかりのデザインは始めています。
主人公とヒロインのイメージは練っておきたかったのですよ。



これはP3の企画初期に描いたヒロインですね。
まだ何も決まっていない段階でしたので名前もありませんでしたが、ゆかりはこの絵から派生してデザインしています。
最終的にP3ではヒロイン(主に恋愛対象としての)はラヴァーズ(恋愛)コミュという形にすることで自由度を持たせることにより
プレイヤーの選択にお任せすることになりましたので、ゆかりはキャラクターとしてより個性的な性格付けがされていくことになります。
ゆかりヒロイン構想の名残は主人公が青をイメージカラーにしているのに対してゆかりはピンクを基調にしているくらいでしょうか(笑)。
ちなみに物語の牽引役として登場するアイギスが主人公とツーショットになる絵がとても多いので、よくアイギスがヒロインではないかと聞かれることがあるのですが、アイギスはロボットであることの特殊性で物語のコンセプトを引き立てることに重点を置いて描いておりヒロインというよりはキーキャラクターという感じの位置付けですね。
P3Fでは要望にお答えするかたちでアイギスコミュを用意しましたが、P3でアイギスコミュがないのはそのためです。



話をゆかりに戻しますが、絵的なところで苦労したのは何といってもスカートの長さ!というより短さ!
まあ今風の女の子なので短いだろうなと思ってそれなりの長さにして描いたのですがNG…。
確かに街を歩いている子をみるとかなり短いのですが描いたことないのでバランスがとれないんですよ。
キュートなキャラクターにしたいと思っていたので短くていいのですが可愛いというよりはしたない感じになってしまうんですね。
何度も描き直した覚えがありますが、お陰で頑張れば描けるようになりました。
何事も勉強ですね。

開発当初ヒロインをイメージしていたこともあり自分でプレイするときには取りあえずゆかりコミュは外せなかったですね。
イラストになるとアイギスと主人公ばかりになってしまうのが悔しくて電撃PS2の表紙イラストでは一度だけ主人公とゆかりという絵を描いています(笑)。

[副島成記]
◆「ペルソナ3」「ペルソナ3フェス」「ペルソナ4」アートディレクター

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