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2008.05.01  [橋野桂]  橋野桂の開発通信 Vol.31
こんにちは。ペルソナ4のディレクターの橋野です。

世の中はGWで、平日も休みのところ多いらしいっすね…
こちらは、現在進行形で、休みなく楽しいチェック作業を続けております。
…もうぼちぼち、開発も終わります。

書き出しにいつも以上に力がないのは疲れのせいもあるんですが、「え? ブログって今日だっけ? 書いてないよ…!」と毎回慌てる、この掲載。
ペルソナ4発表以降、ネタに困ることもあるまい…と思っていたら、大人の事情で、ここに新作のことを好き勝手書いちゃ駄目ってことで、どんなことを書こうか…結局、悩んでしまっている有様です(笑)

…ですので、今回も地味に、情報の捕捉をしてみようと思います。

まず、「P4」のゲームボリュームについてですが、プレイ時間は「P3」よりも短くなるように調整してきました。
これは、単純にプレイ時間を減らそうという目的ではなく、プレイ密度をもっと上げつつ、それに合わせて、プレイ時間を最適化しよう…という調整です。

「P3」の時は、この辺り慣れない作りだったせいか、「中身のボリュームの割りにプレイ時間が長すぎる」という声がありました。
(この辺のバランスを気にされている方も、きっと、いらっしゃると思います。)

これに関して、ファミ通さんの初報に「3の1.5倍」とテンション高めのコメントが掲載されたんですが、「P3のプレイ時間よりも少なそうなのに、1.5倍とは如何に?」という謎を感じておられた方、いらっしゃっるかもしれませんね。
編集さんに"イベント"ボリュームとお伝えしたのですが、字数の調整で細かいところまで入らなかったんです。
(とはいえ、どのみち、わかりづらいコメントでした。すいません…。)

今作「P4」は、殺人事件というミステリー要素を取り入れているので、シナリオ自体も「3」に比べて複雑になっていますし、季節系のイベント群も、ボリューム含め、かなり楽しめるものになっていると思います。
ここに天気の概念を加えることで、日常進行のメリハリは、前作よりも大きく向上していると思います。

日常進行のテンポアップは、放課後という時間帯を、ダンジョン探索とコミュの「2択化」という進行に変化させました。
これによって用意された時間帯を持て余すと言う頻度を減らし、プレイ感を大きく改善出来たと思っています。
(天気という演出が、絵的にただ入っている…ということではなく、天気の変化がゲーム進行の様々な部分にうまく作用するように試みました。
同じ町の風景でも、晴れとくもり、雨では、印象や気分までもがらりと変わる…といったような、極めて身近にある日常風景の2面性のようなものが出せないかな…と。
日常の光と影…の環境演出版です。ちょっと大げさかもしれませんが。)



というわけで、「今日は何しようかな感」が前作よりも行動動機的に、高まるように、いろいろと工夫しています。
こういった地味な部分にも、是非、地味にご期待下さい。

ではー。
[橋野桂]
◆「真・女神転生III-NOCTURNE」「ペルソナ3」「ペルソナ3フェス」「ペルソナ4」ディレクター

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