アトラスネット

クリエーターワークス

2008.06.20  [土屋憲一]  音職人のつぶやき Vol.20
この文章を書こうと思ったらテキストエディタを入れ忘れていた事に気付きました。
仕事で使っているMacのOSとソフトを総入れ替え中の土屋です。

そもそも私は所謂「新しもの好き」でして、便利そう・面白そうなソフトが出たり愛用しているソフトがバージョンアップするとホイホイ飛び付いちゃっていいのかいって感じの男なんですが、PCを安定した状態に保つ事も大切な業務の一環ですから、これは正直あまり褒められた行為ではないですね…流石に忙しい時期には自重します。

それでいてPCのコンディション維持についてはやや潔癖気味で、挙動不審なPCを見るとハードディスクをフォーマットしてOSから入れ直してやりたくなるリストア衝動に駆られます。そこまでしなくても解決できるような軽いトラブルでも、一度でもトラブルが発生したという事実にヘコみます。買ったばかりのバイクで立ちゴケしたような気分とでも言いましょうか。例えが分かりづらいですね。どうもすいません。

「電源入れると必ずなんかエラー出る」とかもうダメです。
気持ち悪いです。即フォーマットですね。すぐリストアしましょう。

そうやって、新しいソフトをあれこれインストールしては不調になってフォーマットするという、やや不毛な自爆ループを昔から繰り返してきたワケですが。最近は仕事もちょうど節目だしサウンドチームの機材購入シーズンで新しいソフトも入荷したし梅雨だし、絶好のリストア日和じゃないですか。

ここまで来ると何かもう再インストールが趣味な人みたいですが、実際問題ハードディスクの容量が逼迫していて、音色ライブラリと録音用ドライブを整理しないと新しいソフトをインストールする余地がありませんし、ここ数年のMac界隈はOSやCPUの変革期を経てようやく落ち着いてきており、作業環境を刷新するタイミングとしては良い頃合い。

そろそろ土屋2.0かな、と。

10年以上この仕事やってきてようやく2.0ってのもどうなんでしょう。
しかも「ナントカ2.0」って既に恥ずかしい感じのキャッチフレーズですが。

増設してある内蔵ハードディスクにちゃっちゃとバックアップを取って引っこ抜き、起動ドライブをフォーマットしてOSをカスタムインストール、プリンタドライバやらX11、デモ版のソフト、余計なフォント等を除外して…起動したらSpotlightが索引を作り終わるまで待ってソフトウェアアップデートを数回掛けてシステム環境設定をいじって、増設ドライブを挿し直してMailフォルダやらplistを幾つか書き戻して、VMware FusionをインストールしてアップデートしてWindows仮想マシンもまるっと復活…順調です。

さて、いよいよお楽しみ、新規購入した音楽ソフトをインストール! 最近の音楽ソフトは膨大な音色ライブラリが付属しているものが多く、DVD-ROMで10枚組といった製品も珍しくなくなってきました。これから数時間、下手をすると数日はDVDを入れ替える仕事が続きます。

手始めに12枚組のソフトから行きましょう。
DVDを順番に入れ替えて…あら? 7枚目でエラー!?

ああもう何だよちくしょう折角ここまで最高のアート・オブ・インストールを展開してたのに台無しじゃんよ〜どうなってんのおおおおぉぉォォぁぁがっかり。超がっかり。

ついカッとなって危うくフォーマットからやり直す所でしたが、取り敢えず再度インストールを試し…同じ所でエラー! ディスクが不良品くさい! 充分に心を落ち着けてからメーカーのユーザーサポートに礼儀正しく状況説明メールを送信。おっと返信が早いぞナイスサポート。初期不良でディスク交換してくれるって! サポートナイス! 着払いで下記の住所にディスクを返送してください…って、

なんか「下記の住所」らしき所に「Germany」って書いてあるんですけど…。
「Schlesische Strasse」ってドコですか? っていうかどう読みますか?

結局、国内の輸入代理店さまに泣き付いて、そのシレシッシェストラッセ??とかいう場所ではなく銀座にディスクを送れば交換して頂ける事になりましたが…音楽系ソフトや楽器は海外製品が多く、海外から直接取り寄せると国内で買うより物凄く安い場合があるので、輸入代理店の国内サポートが受けられない事を承知で個人輸入に挑戦する勇者もいるようです。

13万円の機材が750ドル(送料や税金は別ですが)で買えるんですから確かに挑戦する価値はありますが、いざトラブルが発生した時の事を考えると…ドル建てで機材購入すると精算が面倒だしなぁ…。

外国語ができると得だ、というお話でした…。
[土屋憲一]
「ペルソナ」シリーズや「真・女神転生III-NOCTURNE-」など、数々のアトラスタイトルの楽曲を担当。

<前の記事を読む[土屋憲一]の記事一覧を表示次の記事を読む>

アトラスネット