
2007.05.14
[金子一馬]
金子一馬の映画日記 Vol.03
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こんちわ、金子です。
五月の大型連休をゴールデンウィークと名付けたのは映画業界だ、なんてのはもはや周知の事実ですが、昔と違って最近では連休だからといってわざわざ何処かに出かけるよりも家でマッタリ派が増えてるようです。
そんな状況を当て込んでかこの時期に新作のDVDが沢山リリースされるんですよね、
たしかにレンタル店に行ってもカップルで映画を捜してる人たちも多くて古い映画館が次々と潰れる中、映画業界も商売の仕方を変えてきてるなぁと思うワケです。
そんな新作ラッシュの中、在りましたよ待ちに待った「プレスリ-VSミイラ男」。
アメリカでは4年前に公開された作品なんですが、最近日本に来ないんだよねこういうの。
ニヤニヤしつつ早速、観たんですが……何と言うか、観た人間がいかにテーマを導き出せるか試されているような作品ですね、これは。一言で言うなら「まあドン・コスカレリだしなー」って感じです。
ドン・コスカレリはこの映画の監督なんですが、代表作は「ファンタズム」で何年前の映画やねん!って感じですが、今でも現役なんですね。そういう意味では映画の方も老人側から見た老人問題みたいな感じなので、まだまだ若いもんには負けんぞ!って感じなのかも。まあ負ける負けない以前に昔から何がしたいのかよく解らないんですけどね。
そうそう、プレスリーと戦うミイラ男は「ババ、・ホテップ」(この映画の原題でもある)と言うんだけど彼が話すときに口からプチギャグ入りのテキトーな象形文字が出てきて画面の下半分にデカデカと並ぶんだけど、それが「空也上人立像」の表現みたいで面白かったぞ(無理やり褒めてるけどね)。
てなワケでよく解らない映画にチャレンジしたい人か主演のブルース・キャンベル好きは観とけって感じですね。
ちなみに主演のブルース・キャンベルは「死霊のはらわた」シリーズに出て以来、ホラー映画界の人気者で(特に「死霊のはらわた2」で左手に死霊が取り憑いた時の一人芝居は必見!)、3作目の「キャプテンスーパーマーケット」では原題が「ブルース・キャンベルVSアーミーオブダークネス」という感じで映画のタイトルになっちゃうほど愛されてる人。色んな映画にチョイ役で出てきてファンを楽しませてくれてるのですが、俳優さんの名前が映画のタイトルになっちゃうっていうのはスゴイよね。
日本ならさしずめ「キムタク対地獄の軍団」みたいなもんですよ。
そういう意味では邦題が「エイリアンVSヴァネッサ・パラディ」(原題はアトミックサーカス、ヴァネッサ・パラディはフランスのモデルで歌手でジョニー・デップの嫁)という映画もある。よく解らん映画にチャレンジしたい人にはこちらもオススメ、エイリアンのデザインが結構イケてると思う。
またプレスリー繋がりで言えば、ラスベガスのエルビス(プレスリー)大会で強盗をする「スコーピオン」という映画もある。こちらは構図的にはカート・ラッセルVSケビン・コスナーという感じでなんですが冒頭部にエルビスに扮した5人の強盗団が5色の衣装で登場し、まるでエルビス戦隊じゃんかってあたりが最高。こちらは普通い面白いので普通にオススメだ。
[金子一馬]
◆「女神転生」シリーズに登場するキャラクターや悪魔のデザインを手掛けており、「悪魔絵師(電脳悪魔絵師)」の別名を持つ。
「デビルサマナー葛葉ライドウ対超力兵団」原案・アートディレクション
「デビルサマナー葛葉ライドウ対アバドン王」プロデューサー・キャラクターデザイン
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