
2008.11.25
[高田慎二郎]
ディレクター高田のグローランサーVI日記 Vol.42
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こんにちは、グローランサー担当ディレクターの高田です。
さて本日もグローではなく、デビルサバイバーの「ここが面白い!」と
自信を持ってオススメしたいポイントを書かせて下さい。m(_ _)m
というわけで、今回オススメしたいデビサバの面白ポイント第一弾は、
「自分がストーリーを進めている」という実感がたっぷり味わえるというものです。
具体的にどういう事かという前に、この要素を実現するために、苦労話があったのでまずはその話から…。w
苦労した点は、シナリオの整合性チェックだったのですが、どう大変なのかと言いますと…。
デビサバは普通のシナリオ構成(下図参照)のように分岐する感じではありません。
A┬B1┬C1
│ └C2
└B2─C3
このようなタイプの分岐の場合、1つ1つ上から順に潰していけば
確実にチェックは終わりますが…。
デビサバの場合、大量に散らばったイベントを
時間の許す限り自由自在に見ていけるような作りになっています。
さらに、このイベントの取捨選択による分岐だけならまだしも、
イベント内での選択肢によって情報や生死などが分岐してくるため、
普通にプレイしていると、チェックをしてない組合せが出てくる危険性があります。
…というより間違いなくチェック漏れが発生します。
そこで確実に全てをチェックするために、イベントの組合せ表を作ろうとしたのですが、人力で組合せ表を作るには、プレイ可能な組合せが多すぎ、やはり抜けが出るであろう結論になりました。
そこで、わざわざ組合せ判定用の専用プログラムを用意して調査しました。
それによって、本来起こりえない組合せを除外し、実際にプレイ可能な組合せのみを表に出したわけです。
その結果、(それでもビックリするような数の組合せが出てきたのですが)
ようやく1つ1つ組合せをチェックしていけば良い状況になりました。(汗)
しかしもう1つ、問題がありました。(苦笑)
このチェック、シナリオをちゃんと把握したスタッフやデバッガーさんでなければ
チェックが出来ません。w
…というわけでシナリオを把握した者達だけ(といってもかなりの大人数)で組合せを分担し、ひたすらシナリオチェックをしておりました。
それにしても、これだけ自在にイベントを選べると、
"自分の選んだ行動、自分のが選んだ選択肢"が非常に強く物語に影響します。
その結果、自由度が高いイベント構成となり、
「自分がストーリーを進めている」という実感がたっぷり味わえるようになりました。
この感覚は、昨今のゲームでは非常に珍しいように思います。
もちろん選択肢だけの分岐なら、ADVに良く見かけますが、
デビサバは"どう行動するか?"が大きく物語に影響するので、より自分が進めている感じが強いですよ。(^^ゞ
なので、デバッグはとても大変だったのですが、このような自由度の高いイベントシステムにしてホントに良かったなぁ〜と思います。
…というわけで、みなさん是非、デビサバの圧倒的な自由度を味わって下さいm(_ _)m
それでは、また。
[高田慎二郎]
「グローランサー」ディレクター
「グローランサーⅥ」ディレクター
「女神異聞録デビルサバイバー」ディレクター
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